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携帯アプリ考察(1)

2005年07月02日

携帯アプリの現状を、一般のユーザの方はあまりよく理解できていないと思います。私が押さえている範囲で解説してみようかと思います。

まず携帯アプリといえばJavaアプリが有名です。他にはauのBrewアプリFlashアプリなども出てきています。


Javaアプリ :
携帯キャリア各社が採用したため普及してはいるが、できることの制限が大きいためゲームくらいにしか用途がない。jigブラウザやTree!Explorer VPなどツールアプリを開発できなくもないが、すごく大変。

Brewアプリ :
Javaアプリの欠点に気づいたKDDIがJavaアプリを廃止し、替わりに導入した実行環境。言語はC++でJavaアプリの制限がかなり解消され、携帯OSに近い層までアプリから手を加えて操作できる。しかし逆に考えるとウィルスなども作りやすく、あまりに危険なため、auと提携していない一般人の作ったBrewアプリはインストールできなくなっている。なぜココまで閉鎖的な実行環境をauが導入したかというと、携帯に付属の本体機能もBrewで作れるからである。それくらい強力でなんでもできる。これでTree!Explorerを作りたいとは思うのだが、個人がauと提携することはできない。

Flashアプリ :
米Macromedia社のFlashで作れるアプリ。Javaアプリ以上に携帯電話機能へのアクセス制限がある。しかしアニメーション仕様や通信仕様はJavaアプリに勝っており、いわゆるFlash職人が携帯向けのコンテンツを作れるという点で画期的かも。


一方海外は国内の事情とはまったく異なり、Javaアプリというインフラが必要とされていなかったりします。いわゆるスマートフォンという日本の携帯電話に比べるとPDAに近いもので、そのシェアが高いのですね。最近の日本でもようやくごく一部で手に入るようになりました。Vodafoneの702NKやdocomoのM1000などです。
これらのスマートフォンは制限の多いJavaアプリでなく、パソコン用のフリーソフトみたいなものを世界中のプログラマーが作っており、自由にダウンロードしてインストールできるようになっています。Tree!Explorer VPのようなものや、メール機能の置き換えや、ファミコンエミュレータなどなど、既にたくさん出回っています。
OSとしては英Symbian社のSeries 60とUIQがメインです。MicrosoftのWindows Mobileもそれに追従していますね。こっちは.NETのC#等でアプリを開発できるため、台頭してくる可能性は少なくはないと思います。

ココまでが私が押さえている携帯アプリの状況です。
さて、ココからはJavaアプリに特化した解説に移りたいと思います。

Javaアプリは米Sun Microsystems社が規定したJ2ME(先日JavaMEと改名)をベースにしています。Javaの特徴は「コンパイルすればどんなOSでも動作する」でして、J2MEのAPIのみで書かれたアプリはZaurusなどのPDAでもVodafoneの携帯電話でもWindowsパソコンでも動作します。

しかしJ2MEの「どんなOSでも」という特徴が故、携帯電話特有の「着メロの再生」や「SDカードへのアクセス」や「メールボックス / アドレス帳へのアクセス」などはできないのです。

ではどういう仕組みを使って実現するのかというと、、、

長くなったので次回に続く。

投稿者 taku | コメント (4533) | トラックバック (43)



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